塗装とは、素材の耐久性と美観のために塗膜を施すことを目的とします。
金属上に塗料を塗布し完成されたものが塗装として生かされた塗膜、即ち製品となります。
塗装することで製品の耐久性を高め美観を保つために、使用する素材と用途に応じた塗料や工程を選択しなければ、せっかくの材料も無駄になります。
弊社は用途やコストに対しあらゆる面から検討することで、ニーズに適し、さらに環境面に配慮された塗料・塗装工程をご提案いたします。

欠陥やムラがないかどうかを確認するため、熟練した検査者が製品を視覚的に検査します。

※パイロットデータ SST1000時間以上保持

大型/重量物部品や板厚部品を高い性能で塗装(制御により乾燥炉で長時間停滞可)

検査用器具

カラーリーダー
CR-10 Plus/CR-20

デュアルタイプ膜厚計
LZ-990「エスカル」

COTEC
JISクロスカットガイド
CCJシリーズ

鉛フリータイプ・環境対応

塗装に関して、有害物質(VOC・Roseなど)規制は避けて通れないものです。
弊社の取り組みとして、いち早く塗料・薬品の鉛フリー化、溶剤塗料のVOC対策など無公害塗料の使用に取り組んでおります。
そして、単に塗料を選択するのではなく、余分な塗料を社外に排出しないこと、必要な固形分のみを部品に塗着させることなど、工程面からも環境に向けて努力しております。

完全クローズド電着塗料

一般的な2液タイプの電着塗料では、自社排水処理できないほどの高濃度な極液が排出されます。
弊社では自社開発による補給システムにより、極液そのものを発生させない1液タイプの電着塗料を使用し、完全クローズとしております。

排水処理について

環境負荷低減が重要な昨今、弊社内の塗装ラインから排出される
前処理廃水はリン酸亜鉛系・リン酸鉄系・フッ素系などに
分類され、汚水を適正に処理するため凝集沈殿方式で
分離・沈降させ、徹底管理により放流します

処理方式凝集沈殿方式
処理能力3t/hr

あらかじめ活性炭で吸着させた処理水にPAC(ポリ塩化アルミニウム)を投入しフッ素など化合物を凝集させ、消石灰水でpHを一定に保つ

中和された処理水にポリマーを加え、さらに大きなフロックを形成させ沈殿槽で沈降させる

緩速攪拌機により確実に沈降させたスラッジを脱水機で処理し適正な処理水として屋外へ放流する

お問い合わせ・ご相談

tel.086-942-5567(代表)

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